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萬谷 利久子

野菜ソムリエ・ベジタブル&フルーツマイスター (日本ベジタブル&フルーツマイスター協会認定)
2008/11/20

チンゲンサイは、北の湘南から~の巻

 ついに降っちゃいましね、雪が!北海道産の野菜もそろそろおしまいですが、温暖な気候の伊達では、チンゲンサイの出荷が12月まで続いています。
 
淡いグリーンでひ弱そうにも見えるチンゲンサイですが、暑さにも寒さにも強いたくましい野菜なんですね。

 出荷中のハウスの中をのぞくと、チンゲンサイが大きく葉を広げていて、みどりの花が咲いたようです。伊達のチンゲンサイは「ニーハオ」という品種で、おしりがどっしりと大きいのがチャームポイントなんですって。40日かけておしりがぷっくりふくらむまでじっくり待つそうです。

お尻がセクシー!! 

 寒暖差が大きくなり、甘みがのってくるこの時期のチンゲンサイは、葉っぱにツヤが出て光るんですって。日差しがあたるとラメをかけたようにキラキラ輝いていました。

 
そのとれたてのチンゲンサイを蒸し煮にして頂くと、シャキシャキ感はあるのに繊維質の筋張った感じがなく、青菜らしいいい香りもします。
 
私のオススメレシピは、チンゲンサイの「アサリあんかけ」。お鍋にあさりの水煮缶と生姜を入れお水を足し、酒と醤油で味を調えてからとろみをつけます。それを蒸し煮したチンゲンサイにかけてできあがり!

 中華レストランで「坦々麺」を頼むと、チンゲンサイが1本うやうやしく乗せられてきます。辛さの中のオアシスのようにチンゲンサイがひと息つかせてくれませんか?
どちらかというと中華のイメージがありますが、煮くずれしないのでシチューやお鍋に入れてもいいいですし、産地の伊達ではお味噌汁の具にしたり、漬物にもしているそうです。漬物は野沢菜のような感じになって、お茶漬けにするとサラサラいっちゃうらしい‥。

 
ひょろっとした見かけと淡い色から「栄養はあるの?」という方もいますが、実は体をさびさせない抗酸化作用もあり、栄養価の高い野菜です。カルシウムはホウレンソウの2倍、ビタミンCもトマトより多く、美肌効果が女性にうれしい食材なんですよね。油と一緒に摂ると、さらにビタミンミネラルの吸収がアップしますよ。

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