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萬谷 利久子

野菜ソムリエ・ベジタブル&フルーツマイスター (日本ベジタブル&フルーツマイスター協会認定)
2008/12/25

「 お節の黒豆は、剣淵産~の巻」

 クリスマスが終わると、お正月準備モードになりますよね。
毎年、母任せだったお節も、
今年は気合いを
入れて何品か作ってみようと思っています。
黒豆を
煮るために、料理研究家「辰巳芳子」さんの豆料理の本まで
買ってしまいました!
豆を煮る時には「うれしい気持ちで煮ること!」が大事なんですって。
今年
あったハッピーな出来事を思い出しながら、
黒豆を
炊いて下さいね。

 道内で豆の産地と言えば、十勝のイメージがありますが、
隠れ地産地として人気なのが、北空知・剣淵町のお豆です。
有機栽培で作られた大粒の黒豆は、
この時期東京のデパ地下にも並びます。

 一面真っ白な剣淵の畑の中を走ると、江戸時代の絵巻に出てきそうな大きな一本松が現れます!
そこが豆名人、江口さんの農場。年末の出荷に向けて袋詰めに大忙しです。
 今年の黒豆はずいぶん虫にも食われ、
いつもより
収量は少なかったそうですが、味の方は文句なし!
剣淵ならではの寒暖差のおかげで、甘く旨味のギュッとつまったお豆ができたそうですよ。
 黒豆作りは「気合いだ!」とおっしゃる江口さん。
一番早く植えて一番遅くとれる手間と時間がかかる豆。食べる人のことを思い農薬をかけない分、手でとる草取り作業ははんぱじゃなくたいへんです。
そんな
気合いを入れられてできた黒豆は、光るほど磨かれ、食べるとふっくらモチモチです!

 
 農場では、黒豆をもち米と一緒にふかし、もちつきをするのがお正月の恒例。つきたての豆もちは香ばしく何もつけなくてもおいしそうですが、
ご主人
だけは豆もちにハチミツをのせて食べるのが楽しみなんですって。 
 
 
農場の奥さまから、黒豆をおいしく炊くコツを伝授してもらいました。コツは3つ!
空気に触れさせない、豆を踊らせない、弱火でゆっくり!
今晩から水に浸して、週末にはゆっくりコトコトと黒豆を炊きませんか?
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